ある日突然、スマホに+677という見慣れない番号から着信があり、
その後「バイバイ〇〇してください」などという不思議なメッセージが届いたら、
「どうしたらいいの?」と不安になるのも無理はありませんよね。
実は、こうした体験は最近SNSや知恵袋などでもよく話題になっており、
特に初めて見た海外の番号や意味がわからない日本語に戸惑う方が増えているようです。
そこで今回は、「+677」はどこの国からの電話なのか、
その後に届く謎のメッセージの意味、
そしてこのような状況に出くわした時の落ち着いた対応方法を
スマホ初心者の方にもわかりやすくご紹介していきます。
突然の+677着信…それって誰?
見慣れない番号からの着信って、ちょっとドキッとしますよね。
特に「+677」のような海外の番号だと、なおさら気になります。
+677はどこの国?→ソロモン諸島
「+677」は、ソロモン諸島という国の国際電話番号です。
南太平洋に位置する島国で、
日本とはあまり交流がないため馴染みがないかもしれません。
なぜ日本にかかってくるの?
一部では、海外から無作為に電話をかける仕組みで発信されている場合もあると言われています。つまり、特定の人を狙っているのではなく、電話番号をランダムに選んでかけているケースが多いようです。
また、何かのサービス登録やSNSなどで電話番号がインターネット上に記載されていると、その情報をもとに発信されることもあります。こうした情報は、意図せず拡散されていることもあるため、公開範囲には注意しておくと安心です。
心当たりがない番号からの着信があった場合は、慌てて折り返さず、まずは落ち着いて対応しましょう。
特に海外の番号であれば、用件がある場合は改めて連絡が来ることもあるため、すぐに反応する必要はありません。
日本語で来た「バイバイ一応してください」の意味は?
このメッセージは少し不自然な日本語ですよね。日本語として意味が通じにくいことから、翻訳ツールを使って自動的に送られている可能性が高いと考えられます。
例えば、英語などの文章を機械的に日本語へ翻訳した場合、意味が曖昧になったり、文法が崩れたりすることがあるのです。
また、「バイバイ」や「一応してください」といった曖昧な言葉遣いは、何を伝えたいのか分かりづらく、内容に具体性がありません。意味がわからないメッセージに対しては、無理に返信したり、深く考えたりせず、そのままスルーしておくのが無難です。
不審な国際電話・メッセージが来たときの対処法
突然の連絡に戸惑う気持ちはよくわかります。
でも大丈夫。落ち着いて行動すれば問題ありません。
かけ直してはいけない理由
相手のことがわからないまま折り返してしまうと、思いがけず高額な通話料金が発生してしまうことがあります。
特に国際電話の場合は、数秒の通話でも料金がかさむことがあり、驚いてしまう方も少なくありません。
さらに、こちらから折り返すことで、相手に自分の電話番号や通話記録が通知されることがあります。これがきっかけで、別の連絡が届いたり、継続的に着信が来たりするケースも報告されています。
中には、会話の中でうまく情報を聞き出そうとするケースもあると言われています。
例えば、相手が日本語が少し話せるような口調で親しげに話してきたりすると、思わず対応してしまいそうになりますが、慎重になることが大切です。
よほどの用件がある場合は、正式な手段(メールや公式サイトなど)で再度連絡があるのが一般的なので、慌てて折り返す必要はありません。まずは落ち着いて、着信の内容を確認することをおすすめします。
SMSやメールに返信しないのが基本
意味がわからないメッセージには、無理に返信せずそのままにしておくのが自然な対応です。文面が曖昧だったり、日本語としておかしかったりする場合は、機械翻訳による自動送信の可能性も考えられます。
また、SMSやメールに返信することで、受信者が実際にその番号を使っていることを相手に知らせることになってしまいます。そうすると、今後さらに別のメッセージが届いたり、知らない相手からの着信が増えたりすることもあります。
特にリンクやボタンが含まれているメッセージには注意が必要です。タップするとサイトへ飛ぶだけでなく、不必要な通知を受け取る設定になったり、広告が頻繁に表示されたりするケースもあります。
内容が不明な場合は、読んだだけで何かが起こることはありませんので、落ち着いて削除してしまいましょう。すっきりして気持ちも楽になりますし、スマホの管理にも安心です。
ブロック設定の方法(iPhone/Android別)
同じ番号から何度もかかってくるのが気になるときは、スマホの設定から番号をブロックするのがおすすめです。ブロックしておくことで、その番号からの着信やSMSが非表示になり、通知も届かなくなります。余計な不安やストレスを減らすためにも、ぜひ活用してみてください。
iPhoneをご利用の場合は、「電話」アプリを開いて通話履歴から該当の番号を選び、「この発信者を着信拒否」をタップすれば完了です。さらに「設定」アプリ内の「電話」→「着信拒否設定」でも、登録済みのブロック番号を一覧で確認・管理できます。
Androidの場合は、機種によって操作がやや異なりますが、通話履歴画面で該当の番号を長押しし、「ブロック」や「迷惑電話として登録」を選択するのが一般的です。また、迷惑電話対策アプリを使えば、自動で判定・拒否する設定もできます。
ブロック機能はとても便利で、スマホ初心者の方でも簡単に使えます。何度もかかってきて不安を感じるときは、無理に出ずに、この方法で安心を手に入れてくださいね。
こうした電話はなぜ来るの?(推測される理由)
誰かに連絡した覚えもないのに、
どうして海外から着信があるのでしょうか?
考えられる背景をやさしくご紹介します。
ワン切りのような短時間の着信
1コールで切れてしまうような電話は、
折り返しを期待してかけられている可能性も。
必ずしも何かのトラブルではありませんが、反応しないでおくのが安心です。
海外からの翻訳メッセージ
自動翻訳を使って日本語でメッセージを送ってくる場合も。
言葉が不自然だったり、意味が曖昧だったりしたら、
そっとスルーしておきましょう。
無作為に発信されている場合も
電話番号をランダムに選んで発信している場合もあります。
特定の相手を狙っているわけではないので、深く気にせず対応を。
よくある国際電話番号の注意リスト
「+677」以外にも、日本にかかってくることのある番号があります。
見慣れない番号は、念のため確認してみましょう。
「+677」以外にも、日本にかかってくることのある番号があります。見慣れない番号は、念のため確認してみましょう。
– +677(ソロモン諸島)
– +225(コートジボワール)
– +84(ベトナム)
– +44(イギリス)
– +92(パキスタン)
– +234(ナイジェリア)
– +880(バングラデシュ)
– +375(ベラルーシ)
– +370(リトアニア)
– +20(エジプト)
– +1(アメリカ・カナダ)
– +425(未割り当て番号:現在は存在しません)
– +42(旧チェコスロバキア、現在は+420チェコ・+421スロバキアに分割)
これらの国と特に関わりがない場合は、
慎重な対応を心がけましょう。
こんな時はどうする?Q&A
読者の方からよくいただく疑問にやさしくお答えします。
Q:出てしまったけど大丈夫?
電話を取ってしまっても、
相手に特別な情報を話していなければ、
基本的に心配いりません。
通話料金が気になる場合は、
キャリアに確認してみるのもよいでしょう。
Q:SMSを開いただけでも危ないの?
メッセージを読むだけで影響が出ることは通常ありません。
ただし、リンクをクリックしないよう注意してくださいね。
Q:迷惑電話として報告できる?
スマホの設定で「迷惑電話として報告」する機能がある機種もあります。
携帯会社のサポートセンターに連絡するのも一つの方法です。
まとめ
突然の海外番号からの電話や、
意味不明な日本語のメッセージが届くと、
誰でもびっくりしてしまいますよね。
でも、心配しすぎなくて大丈夫です。
「無視しても大丈夫かな…?」と迷った時は、
この記事を思い出してください。
大切なのは、慌てず落ち着いて対応すること。
不安な時はすぐに削除、
繰り返される場合はブロックを設定しておきましょう。
何かトラブルが起きたわけではない限り、
そのまま静かにスルーするのが一番の対策です。
スマホに不慣れな方でも安心して読めるよう、
やさしい言葉でお届けしました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。