窓に張り付いたガムテープがなかなか剥がれなくて困った経験はありませんか?
私は台風の時に窓ガラスの破損を防ぐためにダンボールを窓に当て、養生テープの代わりにガムテープで固定した事があって、台風が過ぎた後、ダンボールを取り外すとガムテープのベタベタ汚れが窓ガラスにしっかり残ってしまい、剥がしづらいことに悩まされました。
今回は、そんな窓ガラスに張り付いたガムテープの跡を、家庭にあるアイテムを使って簡単に綺麗に剥がす方法をご紹介します。この方法を知ってから窓についたベタベタを掃除するのが格段にラクになりましたよ。良かったら参考にしてみてくださいね。
窓ガラスのガムテープ跡を簡単に取り除く方法
窓ガラスに貼られたガムテープの跡、なかなか取れなくて困りますよね。しつこい接着剤ですが、実は簡単に取り除ける方法があります。
放置するとベタベタが残ってしまうので、早めの対処が肝心です。
ドライヤーを使った窓のガムテープ跡の取り方
ガムテープの接着剤が熱に弱い性質を利用して、簡単に取り除く方法をご紹介します。
用意するもの
- ドライヤー
- 消しゴムまたはメラミンスポンジ
まず、ガムテープ跡をドライヤーで温めます。30秒ほど少し離れた場所から温めてください。その後、端からゆっくりとガムテープを剥がします。急いで剥がすと粘着剤が残る可能性があるので注意が必要です。
次に、残った粘着剤を消しゴムやメラミンスポンジで擦ります。それでも落ちない場合は、指先にハンドクリームなど油分のあるクリームをつけて擦ってみてください。軽く擦るだけで驚くほど綺麗に粘着剤が落ちていきます。あとは油分を綺麗に拭き取って完了です。
この方法は素材を傷つけずに行えるのでおすすめです。ただし、熱に弱い窓にガムテープが貼られている場合は、熱で窓ガラスが傷まないようにしてください。特にワイヤー入りガラスなどは熱にも摩擦にも弱いので注意が必要です。
除光液を使った窓のガムテープ跡の取り方
用意するもの
- 除光液
- ラップ
- プラスチック製のヘラ
まず、コットンにたっぷりと除光液を含ませ、ガムテープ跡に叩き込むようにしてしっかりと染み込ませます。その上からラップをして、乾燥を防ぎながら30分ほど放置してください。
次に、ガムテープ跡を指で触って柔らかくなっていることを確認したら、プラスチック製のヘラを使って剥がします。除光液を長く染み込ませるほど、汚れが簡単に落ちます。
再度、キッチンペーパーや不要な布に除光液を染み込ませて拭き取り完全にベタベタがなくなったらガラスを水拭きして完了です。
除光液以外にも、ジッポオイルなどの有機溶剤系剥離剤を使ってガムテープ跡を掃除することもできます。ただし、これらの剥離剤は乾燥しやすいので、しっかりラップを使って乾燥を防ぐと効果的です。その際、火気には充分注意して行ってくださいね。
食器用中性洗剤を使った窓のガムテープ跡の取り方
用意するもの
- 食器用中性洗剤
- コットン
- ラップ
- ヘラやカッターなどの擦る道具
食器用中性洗剤をコットンにたっぷり染み込ませ、ガムテープ跡が残った部分に貼り付けます。その上からラップで覆って乾燥を防ぎ、しばらく放置します。
時間が経ったら、ラップを外しコットンで軽く汚れを拭き取ります。これでほとんどの粘着剤が取れているはずです。
もしまだ粘着剤が残っている場合は、ヘラなどの硬い道具で優しく擦ると、さらに綺麗に落とすことができます。カッターを使う場合はケガをしないように気を付けてくださいね。最後に窓を水拭きして食器用中性洗剤を完全に拭き取ったら完了です。
身近な道具を使えば、すぐに試すことができます。簡単にガムテープの跡を綺麗にすることが可能です。
ただし、ガムテープが貼られている素材によっては、この方法がガラスを傷める恐れがあるため、まずは目立たない場所で試すなどして慎重に行ってくださいね。
シール剥がしを使った窓のガムテープ跡の取り方
これまで家庭にあるものでガムテープの跡を落とす方法を紹介しましたが、市販のシール剥がしを使うとさらに簡単にベタベタの汚れを取り除けます。窓に貼り付いたガムテープだけでなく、さまざまな場所に貼られたシールの剥がしにもとても便利です。
シール剥がしは使いやすく、価格も手頃なので、自宅に1本置いておくととても役立ちます。
使い方は簡単です。まず、剥がしたいシールにシール剥がしスプレーを吹きかけ、数分間放置します。その後、ヘラを使って軽く剥がし、残った汚れを拭き取るだけで、きれいに掃除できます。
ただし、製品によって放置時間や使用方法が異なる場合があるので、使用前に商品の説明書をよく確認してくださいね。
まとめ
ガラスに貼り付いたガムテープや、その跡をきれいに取り除く方法についてご紹介しました。
ガムテープの粘着剤は熱や油分に弱いため、家庭にあるドライヤー、除光液、食器用中性洗剤、ヘラやカッターを使うことで簡単に剥がすことができます。
もし、カッターでガラスが傷つくのが心配な場合は、消しゴム、メラミンスポンジ、ハンドクリームなども試してみてください。
ガムテープの跡をきれいに取り除くには、接着剤を無理なく落とすことが大切です。熱や油分に弱い特性を活かして、焦らずにゆっくり剥がしましょう。
しばらく放置して固まってしまったベタベタの汚れには少し手間がかかることもありますが、今回ご紹介した方法で対応できるので、ぜひ試してみてくださいね。