レシピを見ながら料理をするときには、書いてある油や砂糖の分量をきちんと計らないといけないことがありますよね。
その際、グラム(g)とccやmlの単位変換が必要になることもあります。
私はこれが得意ではなかったんですが、みなさんは正しい計算方法を知っていますか?
この記事では、油や砂糖、水、牛乳、ケチャップ、醤油、みりん、小麦粉などの具体的な換算方法を分かりやすくご説明します。これを知っておくことで、料理をするときに計量をもっとラクにできるようになりますよ!
また、どの油も同じように見えて、実は種類によって密度に違いがあります。
サラダ油やオリーブオイル、ごま油などで若干の差があるため、おおよその数値として考えるのがよいでしょう。
液体や粉の量をccからgや大さじ計量法のヒント
例えば、油の場合、比重が0.9とされていることから、「油100ccは何g」「油10ccは何g」といった感じで置き換えないといけません。
また、砂糖も同様で、グラム数と大さじの関係を理解することが大切です。砂糖15g、20g、30gはそれぞれ大さじ何杯分に相当するのでしょうか?
さらに、水や牛乳、ケチャップ、醤油、みりん、小麦粉などの液体の調味料や粉の量も、mlで表記されている場合、それを大さじに変換する必要があります。
「30mlは大さじ何杯か」「10mlは大さじ何杯か」「5mlは大さじ何杯か」という疑問に対して、正しい計算方法を知っておくと便利です。
油1ccは何グラム?基本の換算式を覚えよう
油の計量でよく使われる基本単位が「1cc=0.9g」です。この数字は、サラダ油やごま油、オリーブオイルなどに共通するおおよその密度(比重)をもとにしています。
料理の計量時に、cc(ミリリットル)をグラムに変換したい場合は、「ccの数 × 0.9」でグラムを求めることができます。
たとえば、5ccの油は「5 × 0.9 = 4.5g」になります。この基本を覚えておくだけで、どんな分量の油でもすぐに換算できるようになりますよ。
油100ccは何g?何ml?密度で簡単に換算!
料理で油を使うとき、gとccを変換するには油の密度を使います。油の密度は一般的に0.9g/ccです。これは、1ccの油が0.9gであることを示しています。
例えば、油100ccをgに変換するには、100ccに0.9を掛けます。
つまり、100ccの油は90gということになります。また、1ccは1mlに等しいため、油100ccは100mlとなります。
油50ccは何g?何ml?調理で使いやすい量を把握
次に、油50ccをgに変換します。密度0.9g/ccを用いると、50ccの油は0.9を掛けて45gになります。そして、50ccは50mlに相当します。
油0.9ccは何グラム?微量換算の例も紹介
料理や実験などでごく少量の油を扱う場面では、0.9ccのような単位の換算が必要になることもあります。
基本となる油の密度0.9g/ccを用いれば、「0.9cc × 0.9 = 0.81g」となり、油0.9ccは約0.81gと換算できます。
このように小数点以下の単位でも換算ルールは同じなので、覚えておくと便利です。
製菓や離乳食づくりなど、精密な計量が求められるシーンでは特に役立ちます。
油10ccは何g?小さじ換算の目安も紹介
今度は油10ccをgに変換してみましょう。ここでも密度0.9g/ccを使います。計算は簡単で、0.9を掛けることで10ccの油は9gになります。これも1ccが1mlなので、油10ccは10mlです。
油のccからgへの換算は掛け算で覚えると簡単!
油の換算は「ccの数 × 0.9」でグラムを求められます。たとえば、以下のように計算するだけでOKです。
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油5cc × 0.9 = 4.5g
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油15cc × 0.9 = 13.5g
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油75cc × 0.9 = 67.5g
このように数値と掛け算を並べて記憶すると、料理中にすぐ応用できます。「ccに0.9をかけるだけ」とシンプルに覚えておくと、混乱しにくくなりますよ。
油のccとgの関係を理解する
以上のように、油のccとグラムを変換する際には、油の密度0.9g/ccを使うと便利です。まとめると、以下のようになります。
- 油100cc = 90g = 100ml
- 油50cc = 45g = 50ml
- 油10cc = 9g = 10ml
- 油5㏄=4.5g=5ml
- 油1㏄=0.9g=1ml
砂糖15gは大さじ何杯?20g・30gは大さじ何杯?【上白糖とグラニュー糖の違い】
レシピではグラム表記されている砂糖の量を、わざわざスケールを出すより、大さじで計る方がラクだと思う事もありますよね。
例えば、砂糖15gが大さじ何杯になるのか、砂糖20gや砂糖30gの場合はどうなのか、また上白糖やグラニュー糖で違いがあるのかなどを解説していきますね。
砂糖15gは大さじ何杯分?【上白糖とグラニュー糖】
上白糖の場合、砂糖15gは大さじでは約1.67杯相当です。これは上白糖の密度が約0.6g/ccであり、大さじ1杯(15cc)の重さが約9gであることから計算できます。
グラニュー糖の場合は密度が約0.8g/ccで、15gは大さじ約1.25杯に相当します。
このように砂糖の種類によって少し使う量の違いがあることを知っておくと調理中にサッと計算できてラクですよ。
砂糖20gは大さじ何杯分?
次に、砂糖20gを大さじに換算してみましょう。
上白糖の場合は、20gは大さじで約2.22杯になります。これは、1杯が約9gであることから計算できます。
グラニュー糖の場合は、20gは大さじ約1.67杯になります。
砂糖30gは大さじ何杯分?
最後に、砂糖30gを大さじに換算してみましょう。
上白糖の場合は、30gは大さじ約3.33杯にあたります。これは上白糖の大さじ1杯が約9gであることから計算されます。
グラニュー糖30gの場合は、大さじ約2.5杯になります。
上白糖とグラニュー糖の差
ここでは、砂糖15g、20g、30gがそれぞれ大さじ何杯に相当するかを解説しました。
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- 上白糖の場合
- 砂糖15g = 約1.67杯
- 砂糖20g = 約2.22杯
- 砂糖30g = 約3.33杯
- グラニュー糖の場合
- 砂糖15g = 約1.25杯
- 砂糖20g = 約1.67杯
- 砂糖30g = 約2.5杯
- 上白糖の場合
ml(ミリリットル)を大さじ換算!水や牛乳・小麦粉などの便利な計量法
料理の際には、水や牛乳、ケチャップ、醤油、砂糖、みりん、小麦粉などの量を計ることがよくありますよね。
ここからはml(ミリリットル)表記されているものを手軽に大さじで計れる方法を見ていきましょう。
30mlは大さじ何杯?
大さじ1杯は15mlとされていますから、30mlは大さじ2杯に相当します。
これは水や牛乳、ケチャップ、醤油、砂糖、みりん、小麦粉など、どんな食材でも同じです。
10mlは大さじ何杯?
10mlは大さじ約2/3杯(約0.667杯)に相当します。
大さじ1杯は15mlですので、この計算が成立します。もっと簡単に正確に測りたい場合は、小さじを使うのもおすすめです。
小さじだと10mlは2杯になります。
5mlは大さじ何杯?
最後に、5mlは大さじ何杯でしょうか?
大さじ1杯が15mlということから、5mlは大さじ約1/3杯(約0.333杯)になります。小さじなら1杯ということですね。
水や牛乳、ケチャップ、醤油、砂糖、みりん、小麦粉などの料理材料に関して、30mlは大さじ何杯か、10mlは大さじ何杯か、5mlは大さじ何杯かを解説しました。まとめると、以下のようになります。
- 30ml = 大さじ2杯
- 10ml = 大さじ2/3杯=小さじ2杯
- 5ml = 大さじ1/3杯=小さじ1杯
まとめ
知っておくと料理に役立つ、油や砂糖の計量方法について詳しく説明しました。
油の場合、密度を利用して100ccが何グラムで何mlになるか計算できます。砂糖についても、15g、20g、30gが大さじ何杯に相当するかを詳しく解説しました。
さらに、水や牛乳、ケチャップ、醤油、粉類などの量をmlから大さじに変換する方法も料理の際に便利で、計量が簡単にできるようになるのでぜひ活用してみてくださいね。