傘や靴・カバンなど、さまざまなアイテムに使われているマジックテープですが
マジックテープを復活させる方法を8つご紹介します
- 傘が閉じられない
- 子供の靴のマジックテープを直したいそんなお悩みを解決するために、マジックテープの粘着力を復活させる8つの方法をご紹介します。ご家庭にある道具を使って簡単にできる順にまとめましたので、ぜひ試してみてください。
特によくあるのが、マジックテープにゴミが沢山絡まっている状態。このゴミを取り除くだけでも、粘着力が一時的に戻ることがありますよ。
1.ガムテープ
ガムテープを使ってゴミやほこりを取り除きましょう。指にガムテープを巻き付けてペタペタするだけなので簡単です。ただし、強力すぎるガムテープは、マジックテープ自体を傷めないように注意しましょう。
2.コロコロ
広い面のマジックテープにはコロコロが便利です。転がすだけなので、子供でも簡単に使えます。ただし、小さなマジックテープにはコロコロよりガムテープの方が効果的です。
3.歯ブラシ
使い古しの歯ブラシでマジックテープの表面をこすって、絡まったほこりを取り除きます。特にモヘア状のフック面には効果的です。コロコロで取り切れなかった細かいゴミにもおすすめです。
4.ピンセット・つまようじ
ループの奥に入り込んだ糸くずは、ピンセットで丁寧に取り除きましょう。少し手間はかかりますが、確実に粘着力を復活させることができます。ピンセットはマジックテープを傷めずにゴミを取るのに最適です。また出先でマジックテープのゴミが気になったときには、コンビニ弁当などについてくるつまようじが便利です。奥に入り込んだゴミを簡単にすくい上げることができます。緊急時の対処法として覚えておきましょう。
5.毛玉取り器
モヘア状のループ面にたまったほこりを取り除くために、毛玉取り器を使うのも一つの方法です。ただし、強くこすらないように注意し、あくまでゴミだけを取るようにしましょう。
6.ペット用ブラシ
ペット用ブラシはゴミを引っ掛けやすい構造なので、マジックテープの掃除にも使えます。ただし、ループを引っ張ったり傷つけないように注意し、ペットの毛がついたブラシは使わないようにしましょう。
7.油分を除去
ゴミが見当たらないのに粘着力が弱まった場合、油が原因かもしれません。中性洗剤を使って、マジックテープの表面の油分を落としてみてください。
8.ドライヤー
ゴミやほこりを取り除いても復活しない場合、ドライヤーを使って熱で復活させる方法があります。ドライヤーの熱を軽く当て、マジックテープを平らな板に押し当ててみてください。ただし、熱を当てすぎると溶けてしまうことがあるので、注意しながら行いましょう。
これらの方法を試して、マジックテープの粘着力を復活させましょう!
アイロンでマジックテープを復活させることはできるの?
マジックテープをアイロンで復活させるという話を耳にすることがありますが、これは避けた方が良い方法です。アイロンの熱を直接マジックテープに当てると、すぐに溶けてしまい危険です。やけどやアイロンの故障を引き起こす可能性もあります。マジックテープを熱で復活させたい場合は、ドライヤーを使って軽く熱を当てる方法を試してください。ただし、溶けないように十分注意して行いましょう。
マジックテープを長持ちさせるための裏技4選
マジックテープの粘着力がすぐに弱まるのは避けたいものです。以下の4つの裏技を実践すれば、マジックテープの寿命を延ばすことができます。
1.マジックテープを閉じたまま洗濯する
マジックテープを開いた状態で洗濯すると、他の洗濯物と触れることでゴミが絡まりやすくなります。閉じたまま洗濯することで、長持ちさせることができます。他の洗濯物が傷むのも防ぐことが出来ます。
2.洗濯ネットを使用する
マジックテープを閉じたままにして、さらに洗濯ネットに入れて洗濯すると効果的です。マジックテープを内側に折り込んで洗うことで、劣化を防ぐことができます。マジックテープ自体が剥がれないようにするためにも、洗濯ネットの使用をおすすめします。
3.こまめにゴミを取り除く
ゴミが付いているのを見つけたら、その都度取り除くことで、マジックテープを快適に使い続けることができます。特に、子供の靴に付いたマジックテープは、洗うタイミングでしっかりとゴミを取り除きましょう。
4.ゆっくり丁寧に剥がす
マジックテープを開く時にゆっくりと剥がすことで、ループ面とフック面の劣化を防ぐことができます。勢いよく「ビリッ!」と剥がすと、大きな摩擦で劣化が進んでしまいます。両手でそっと開くイメージで剥がすようにしましょう。
マジックテープの寿命サインと交換時期
いくら手入れしても、マジックテープの粘着力が一時的にしか戻らないことがあります。以下のサインが見られたら、修理や交換を検討してみましょう。
- 硬い面のフックが伸びている
- 柔らかい面のループ(モヘア)が短くなっている
- 絡まったゴミが取れない
フックが伸びきっていたり、ループが減ってしまっている場合、粘着力の回復は難しいです。また、どんな方法を試してもゴミが取れないマジックテープも交換が必要です。修理や交換はリフォーム業者に依頼することもできますが、自分で直すことも可能です。
マジックテープの簡単な交換・補修方法
小さな部分のマジックテープなら、自分で修理や交換してみましょう。一度覚えれば、子どもの靴やカバンにも応用できます。手芸が苦手な人でも、針や糸を使わない交換や補修方法もありますので参考にしてください。
1.ミシンで縫って交換
寿命を迎えたマジックテープは、ミシンで交換すると丈夫で綺麗に仕上がります。100均でもマジックテープは購入できます。ミシンがない場合、ハンディミシンを使うのも良いでしょう。細かい部分に対応するので、今後も使う機会がありそうなら検討してみてください。
2.手縫いで交換
子どもの靴やベビースタイなど、小さなマジックテープは手縫いで交換します。古くなったマジックテープは、根元から糸をしっかり切って取り除きます。同じ色のマジックテープを適切なサイズにカットして縫い付けましょう。
3.のり付きマジックテープで交換
裁縫が苦手な人には、のり付きマジックテープがおすすめです。100均で購入でき、布小物のふたなどに便利です。粘着強度には注意が必要ですが、アイロンで接着するタイプは比較的強度が高いです。
4.手芸のりを使う
一部だけ剥がれてしまったマジックテープなら、手芸のりで補修できます。100均や手芸店で入手できるので常備しておくと便利です。ただし、洗濯をする素材には「洗濯OK」か確認してくださいね。
5.安全ピンで止める
出先などでマジックテープが剥がれた場合、安全ピンがあれば一時的に補修できます。危険ですので肌に触れやすい部分には使わず、バッグや小物などに使用してください。帰宅後、しっかり補強しましょう。
まとめ
マジックテープがくっ付かなくなると、場合によっては転倒や落下などの危険があります。放置せずに、身近なもので復活させる方法を試してみてください。ゴミをしっかり取ることが粘着力復活のポイントです。復活が見込めない時は交換も簡単にできるので、ぜひ実践してみてくださいね。