靴を履いて外を歩くといろんなものを踏んでしまうので、それなりに汚れますよね。みなさんはそんな靴をいつもどうやって洗っていますか?
汚れた靴を洗濯機で洗うとなると、ちょっと気持ち悪いなと思うこともあるかもしれませんが、特にお子さんがいるご家庭では、靴の洗濯は必要不可欠です。
外履きの靴だけでなく、上靴や体育館シューズなども洗う機会が多くて面倒だけれど、洗濯機で洗うのはちょっと気が引ける・・・と感じるかもしれません。
確かに、そのまま洗濯機に入れるのは少し抵抗がありますよね。でも実際には、洗濯機を汚さずに靴をきれいに洗う方法があります。
今回は、その方法を具体的に紹介します。知っておくと、面倒な靴を洗う作業がラクになりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
洗濯機で靴を洗うのは汚いの?
靴を洗濯機で洗うのは、正しい方法で行えば汚くありません。
確かに、体に直接触れるタオルや肌着などと、靴底についた砂や石を同じ洗濯機で洗うことに躊躇してしまいますよね。
しかし、靴の汚れをしっかり落としてから洗濯機に入れれば、洗濯機自体が壊れる可能性もありませんし、洗剤を使って靴を洗っているので、衛生的にも問題ありません。
私も実際に100均で売っている靴用の洗濯ネットを活用して、洗濯機で靴を洗っています。
次に具体的な洗濯機での靴の洗い方を見て行きましょう。
靴を洗濯機で洗う手順
靴を洗うのは面倒くさいですが、洗濯機を使えば時間も労力も激減します、洗ってみましょう!
用意するものと注意点
最初に必要なものと注意点を説明します。それから、靴の洗濯機での洗い方を紹介しますので、ぜひ試してみてください。
用意するもの
- ブラシ(シューズブラシがおすすめ)
- 酸素系漂白剤
- 靴用洗濯ネット(大人用と子供用ではサイズが違うので購入時に注意が必要です)
- 液体洗剤
- 40度のお湯
- 洗面器(シンクでも可)
注意点
- 靴の汚れをよく落としてから洗濯機を使用する
- 靴用のネットを使用する
- 汚れをしっかり落とすために、つけおきをする
- スニーカーなど、布素材の靴のみ洗う(革・合皮などの素材は避けてください)
洗濯機での洗い方手順
1. 靴の汚れをよく落とす
シューズブラシを使って、靴底の砂や石を取り除き、表面の汚れもしっかり落としましょう。
2. 中敷きや靴紐を外す
中敷きは取り出し、靴紐は別にしておきます。
3. つけおきをする
汚れがひどい場合は、40度のお湯と酸素系漂白剤を溶かした水で30分つけおきします。
4. 靴用洗濯ネットを使う
100均などで売っている靴用の洗濯ネットに入れ、洗濯機を使います。洗濯ネットにはクッションがついていて、洗濯機への衝撃を和らげます。
5. 液体洗剤を使って洗濯
液体洗剤を指定量より多めに使用し、水量も多めに設定します。通常コースで洗濯します。
6. 日陰で靴を干す
直射日光の当たらない場所で風通しの良いところに干します。フックのついた靴用洗濯ネットであれば、そのまま吊るして干すことができます。
この方法で、洗濯機を使って綺麗に靴を洗うことができます。ぜひ試してみてくださいね!
洗濯機で靴を洗うのはやっぱりためらう
下準備やつけおきをしても、「やっぱりタオルや肌着と同じ洗濯機で洗いたくない!」と感じる方もいらっしゃるでしょう。洗濯機で靴を洗うのに抵抗がある方に向けて、おすすめの方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
コインランドリー
もしも近くのコインランドリーに靴専用の洗濯機があるなら、そこを利用すると良いでしょう。自宅の洗濯機とは違い、洗濯機自体にブラシが付いていてネット不要で気軽に靴を洗うことができます。大人の靴2足、子供の靴4足程度を一回の洗濯で洗えて、地域差はありますが費用はおおよそ200円~500円程度です。
靴用ミニ洗濯機
最近では靴用のミニ洗濯機も市販されています。洗浄だけでなく、洗濯と脱水までできるタイプもあり、手軽に靴を洗うことが可能です。一回の洗濯で1足の靴を洗えますが、靴のサイズに合わせた適切な機種選びが必要です。価格は約1万円台からで、自宅で手軽に使えるので、コインランドリーに行くよりも便利です。
クリーニング店など
最近ではクリーニング店でも靴を取り扱っているお店があります。スニーカーのみだったり、革靴やパンプス、ブーツなど様々な靴のクリーニングに対応しているお店もあります。また、宅配クリーニング店ではインターネットで申し込み、靴を宅配で預けて洗ってもらうサービスもあります。
ご自分に合った方法で靴のクリーニングをお任せする事が可能ですので問い合わせてみるのも良いですね。
洗濯機で靴を洗う際のおすすめアイテム
洗濯機で靴を洗う際に必要なアイテムやおすすめのものを紹介します。
シューズブラシ
靴の汚れを効果的に落とすために使用します。内部の汚れを歯ブラシではなかなか落とせない場合に便利です。
靴用洗濯ネット
普通のものとは異なり、靴や洗濯槽を傷つけるリスクを軽減します。クッションが内蔵されており、すすぎや脱水も可能です。フックが付いているものなら靴を洗濯ネットに入れたまま竿にかけて乾かすこともできます。
シューズハンガー
洗った靴を壁に立てかけて乾かすこともできますが、乾燥が遅くなる場合や靴に臭いが残る可能性もあります。シューズハンガーなら風通し良く靴を乾かすのに役立ちます。
まとめ
家での面倒な靴洗いも、下準備をしてから洗濯機で靴を洗えば、洗濯機自体が汚れる心配はありません。洗濯機で洗えるのは布素材の靴のみであり、合皮や本革、装飾品のついている靴は避けましょう。靴用洗濯ネットを使用すれば、靴と洗濯槽のダメージを最小限に抑えることができます。
洗濯機で靴を洗う際には、酸素系漂白剤を使うことをおすすめします。
もしも洗濯機で靴を洗うことに抵抗がある場合は、コインランドリーやクリーニング店、靴用ミニ洗濯機などの利用を検討してみてくださいね。