買って来た食器に付いたシールが剥がれない！
新しい食器を買った時に、剥がしづらいバーコードや値札のシールがついていることがあります。これらを取り除くのは思った以上に難しくて、私は特に100円ショップのシールが取れにくい気がするのですが、取れたと思ったらベタベタが残ったりして毎回剥がすのにとても苦戦していました。
使っていくうちに取れていくこともありますが、せっかく買った新しい食器ですし、最初からきれいに使いたいですよね。そこで今回は、身近なアイテムを使って簡単にシールを取る方法を調べて試してみました。たとえば、油分を使ったり、温めたお湯に浸けたりする方法があります。これらの方法を知って、食器を傷つけずに強力に付いたシールをすっきりと取り除きましょう。
頑固な食器のシールを簡単にはがす方法7選！
食器についている頑固なシールは、乾いて固くなっているため、力任せにはがそうとしてもうまくいきません。無理に引っ張ると途中でシールが切れてしまい、さらに面倒です。また、金属製のカッターなどでこそぎ取ると、新しい食器に傷をつけてしまう可能性があります。お皿やカップ、グラスに貼られたバーコード値段シールをきれいに取りたいですよね。そこで、いくつかの簡単な方法をご紹介します。
①ドライヤーを使った方法
ドライヤーの熱風をシールにあてて、粘着剤を柔らかくしてからはがす方法です。自宅で普段使っているドライヤーの温風を当て、頑固に接着している粘着剤が徐々に柔らかくなってきたら、その状態でゆっくりと剥がすとシールがきれいに取れます。この方法は一番手軽で、多くの人が実践しています。ここで少しくらいシール残りが残ってしまっても、中性洗剤や石鹸水で洗い流すと完全にきれいになります。手軽な方法でシールを取り除き、新しい食器を気持ちよく使えるようになりますよ。ただしこの方法は、熱で変形する可能性のあるものには控えてください。
②水やぬるま湯に浸しておく方法
シールが水を吸収するまで時間は掛かりますが、水やぬるま湯に長時間浸しておくと、簡単に剥がすことができます。ぬるま湯の方が効果的です。浸す水やぬるま湯に食器用の中性洗剤を少し加えておくと、さらに効果が高まります。
③食器用中性洗剤を使った方法
シールに食器用中性洗剤を全体を覆うように垂らし、その上にラップをしてしばらく放置します。すると、シールが剥がれやすくなります。食器用洗剤なので安心して使えます。泡タイプの中性洗剤でも同様に行えますよ。
④電子レンジを使う方法
シール部分を十分に水で湿らせた後、そのお皿やカップなどに水を入れて電子レンジで約30秒温めると、シールが簡単にはがれます。ただし、電子レンジに対応している食器かどうかを事前に確認することが重要です。ワット数も温めるものに応じて調整してくださいね。とくにグラスなどのガラス製品はレンジ対応品かどうかしっかり確認してください。
⑤お酢を使う方法
お酢を畳んだティッシュやガーゼのような布に多めに染み込ませ、それをシールの上を覆うようにしっかり貼り付けます。乾かないようにラップをして、しばらく放置してからティッシュや布を取り除くと、シールが剥がれやすくなります。あとは臭いが残らないように食器用中性洗剤などで洗ってください。
⑥ハンドクリームの油分を使う方法
高価なハンドクリームだともったないので、100円ショップなどでも売っている安価なハンドクリームで充分です。この時、サッパリしたタイプより油分が多めのものを選んでください。ハンドクリームをシールが隠れるくらい多めに塗ります。少し置いてから剥がすと、簡単に取れます。あとは食器用中性洗剤で綺麗に油分を落としてください。
⑦シール剥がしを使う方法
当然といえば当然なのですが、最も効率的なのはシール剥がしを使う方法です。100円ショップでも購入できます。シール剥がしをスプレーし、少し時間を置いてから付属のプラスチックのヘラでシールを取り除きます。
シールをはがした後のベタベタ残りを取る方法
シールをはがした後に残る粘着剤のベタベタ。これを簡単に取る方法もいくつかご紹介しますね。
ガムテープや セロハンテープを使う方法
ベタベタにガムテープやセロハンテープを何度か押し付けて、それらのテープの粘着力で取り除きます。安全にベタベタを取ることができますが少し手間がかかります。
メラミンスポンジを使う方法
100円ショップやドラッグストアなどで売られているメラミンスポンジで軽くこすると、粘着剤が少しずつ取れていきます。メラミンスポンジは掃除など、他にもさまざまな用途で使えるので、常備しておくと便利ですよ。
消しゴムを使う方法
粘着剤を消しゴムでこすり取ります。ただし、釉薬がかかって焼かれている食器なら問題ないかもしれませんが、塗装が施された金属製や陶磁器製の食器などは強くこすりすぎると摩擦熱で表面の塗装がはがれる場合があるので注意が必要です。様子を見ながら慎重に作業してくださいね。
まとめ
今回は食器についた頑固なシールを取り除く方法をお伝えしました。塗料のはがれやシミ残りを防ぐためにも、素材を確かめて慎重に作業を進めてください。特に、素焼きの食器、塗装された金属製のもの、木製の器や茶托など、表面に釉薬がかかっていないものには注意が必要です。
食器を購入した際には、お手入れの方法や取扱説明書が同封されていたり、シール自体に記載されていることがあります。これらの説明書をしっかり読んでからシールを剥がすと、食器を傷つけずにきれいに保つことができます。また、シールを剥がす方法を試す際には、素材に優しいやり方から行ってみてくださいね。
